着ぐるみのバイトとは?
「着ぐるみ」のバイトといえば、遊園地の戦隊ショーなどのアクション系や可愛いキャラで商店街などに出没する癒しキャラ系があります。
顔が見えないように、ぬいぐるみ(被り物)を身につけてアトラクションとかを演出する役割です。
着ぐるみで活動している時間にもよりますが、多くが日給1万円弱ほどの高額なバイト料が魅力的な仕事ですね。バイト料が高額ということは、やはり仕事内容はハードです。肉体的にも精神的にも・・・。。
特にアクション系はキレのある演技力(顔も声も出ませんが)が求められ体力にかなり自信のある方でないと厳しい内容です。
ならば、癒し系なら大丈夫?!かと思いきや、ゆっくりとした動きでも長時間仕事になることも多いですし、やんちゃな子供たちに叩かれたりすることもあって、なかなかのものです。
暑さ+αでキツイ環境も
着ぐるみの外見は癒し系ですが、中の人はかなり過酷な状況なのです。それでも、子供たちの無邪気な笑顔には応えたくなるもの。その笑顔があるから頑張れるのでしょうね。
しかし、寒い時は嬉しい着ぐるみも、猛暑では地獄。時には意識がヤバイと思うときもあるほどです。
では、どうすれば少しでも涼しくなれるのか、お話していきましょう。
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着ぐるみの中の服装を工夫して暑さ対策!
いざキャラクターに変身!着ぐるみを着るときは、キャラクターに変身する着ぐるみの衣装を、自分の好き嫌いで変更することはできません。なので、ぬいぐるみの中を工夫するしかないのです。
労働時間は長いケースが多いですが、基本的に休憩時間はしっかりと取る事ができます。また、出番により交代で30分ごとなど、こまめに休憩にはいることが多いです。
しかも、夏場だともっと短いスパンで休憩タイムを入れてもらえます。そのため、休憩ごとにインナーを変える事ができるよう、インナー(Tシャツや下着類)を多めに持参しておくと良いでしょう。
同じインターものを着続けるのは、いくら自分の汗といっても臭くて気分が悪くなってしまいます。
Tシャツやズボン、タイツ、靴下などすべて速乾性のある素材のものが好ましいです。吸水性が高い素材のインナーを用意しましょう。
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汗の対策が必要
汗をかく夏は薄着をしたいものですが、着ぐるみの場合はぬいぐるみに対しての汗対策も必要です。
自分の汗でぬいぐるみがぬれてしまったら、それに触れてくる子供たちに気持ち悪いと思われてしまいます。頭も汗でびちょびちょになるので、手ぬぐいを巻くとか水泳帽をかぶるなど汗対策をしましょう。
汗をふかずにそのままいると汗がついた部分は蒸れて痒みが増して辛いものです。できるかぎり汗をたらさない工夫をしていきましょう。
冷感グッズなども有効活用しよう
頭部に取り付ける冷却ファンやアウトドアショプなどに売っているクールベストも効果的。冷却ファンは内部の空気も循環させてくれるので酸欠防止にも役立ちます。
仕事場によって外で休憩する場合と、クーラーの効いた建物で休憩する場合があります。クーラーの効いた部屋で、汗だくのままでいると風邪をひく原因になりますし、寒くなりすぎてしなうことも。念のため上着も1枚用意しておくと安心でしょう。
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匂いが気になる…対策方法とグッズ!
着ぐるみの臭いのもとは大量の「汗」。休憩ごとに汗をよく拭いて、着替えは必ずするようにして臭いの発生を抑えましょう。
でも、それだけでは臭いをとることはできません。
あると便利なのが、無香料の消臭・殺菌スプレー。ただ、香りがあると逆に気持ちが悪くなってしまう場合があるので注意が必要です。
消臭及び殺菌力の高いスプレーの中には、人体への影響を及ぼす危険性のあるものもあるので、選ぶときにはご注意を。
ファブリーズやリセッシュのようにスーパーでも気軽に手に入れる事ができるものは安全に使えます。スプレーを乾かす時間も必要なので、休憩に入ったらすぐスプレーしておきましょう。
他には、薬局で手に入るチャーミスト。医療機関で採用されている殺菌効果も高い製品です。
「G2TAMαプラス」も市販の薬局で入手できます。消臭・抗菌・防カビなどの効果があります。
これらのスプレーはあくまでもぬいぐるみ用であり、自分へスプレーしてはいけません。自分自身は汗を拭いた後、無香料の汗拭きシートでしっかりと体中の汗をふきとっておきましょう。
【まとめ】
いかがでしたか?
夏の着ぐるみバイトは想像以上に過酷なものです。しかし、子供たちの無邪気な笑顔を見ると頑張らなければという思いが募ります。
夏こそしっかりと汗対策として持ち物チェックをし万全の体制で臨みましょう。たっぷりのイオン飲料やスポーツドリンクも忘れずに!